研究室の紹介

  JAIST佐藤俊樹研究室では、Human-Computer Interaction(HCI)分野に軸足を置き、Computer Vision/Graphics等の技術をベースにコンピュータのインタフェース技術およびディスプレイ技術を拡張する研究を行っています。これにより、「人と情報」・「人とモノ」・「人と人」とのより直接的な対話を実現する新しい対話手法を提案し、「人を楽しませる」インタラクティブなディスプレイシステムを提案しています。

  佐藤研は2019年8月にJAISTに誕生した比較的新しい研究室です。2019年度は学生数2名からスタートした研究室ですが、2023年度現在、学生数は10名程度(各学年 3~5名程度)で安定してきました。研究室解説直後にパンデミックに突入してしまいましたが、研究室内の研究環境も整い、JAISTに来てから構築した新しいデモシステムの稼働数も徐々に増えてきています。

  佐藤研の最初の目標は、まずSIGGRAPH ETech等の著名な国際会議展示部門に採択されるようなワクワクする新プロジェクトを毎年安定的に立ち上げていくことです。このためには、見ただけで目からウロコが落ちるような面白い提案が必要で、これには、学生・教員が一体となったチームとして議論に議論を重ねる必要があります。もちろん、我々の提案が実際に体験可能な「プロトタイプ」を作り上げる必要もあります。

  佐藤研の最終的な目標は、これらの提案の有効性を評価し、ACM UIST/CHI等のHCIトップカンファレンスにPaper採択されるまでに尖らせていくことです。これらを実現するためのプロセスは決して平たんな道のりではありませんが、とてもワクワクする要素が沢山含まれたプロセスでもあります。佐藤研究室では、ものづくりや人を楽しませることが大好きな学生・教員が、これに楽しみながら挑戦していけるような研究室にしていこうと思っています。(佐藤)

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