メンバ紹介

  JAIST佐藤研究室には、現在10名(修士1年生5名、2年生5名)の学生さんが所属しています。なお、JAISTは大学院大学であるため学部生(卒研生)はおりません。また、博士後期課程の学生もまだいないため、学位を取りたい方を募集中です!(研究ネタには困りません)
なお、一見人数が少ない研究室のように見えますが、佐藤研の独自のメンバー構成として、連携する電通大IMLには学部生が20人以上在籍しており、連携メンバーを合わせると実質的なメンバー数はかなり多くなります。

佐藤研究室の各研究プロジェクトは、その多くがJAIST内外の異なるバックグラウンドを持つ複数の学生メンバからなるチーム体制で取り組んでいくプロジェクトである点が特徴的です。学会で発表される論文はほとんどの場合連名になっているのと同様に、佐藤研ではJAIST生が対外的な発表を目標とした研究プロジェクトにチームで取り組むことを推奨しており、各メンバーの得意なスキル(プログラミングスキル等の情報系スキルやもの作り技術、評価実験技術等)を適材適所に活かしながら進めていくことを強みとしています。これにより、ただのアプリ開発にとどまらず、新しい体験をベースに対話型ディスプレイのプラットフォームから丸ごと提案し、ソフト・ハードをまたいだ試作開発、アプリケーション開発および評価までチームで取り組むことを目指しています。また実際に現研究プロジェクトは多くがIML(学部生や美大生)メンバを含チーム体制で取り組んでいます。コロナの落ち着きを目前に、今年度はよりいっそう研究室内外のメンバー間交流を盛んにし、連携する研究拠点を直接訪問する機会を沢山作っていこうと考えています。

能登の海にて
電通大IMLメンバーとの交流会(R3.11.25)
連携する白山野々市広域消防本部の救急救命士の皆さんと佐藤研メンバー(R3.12.17)

教員(1名):  

佐藤俊樹(創造社会デザイン研究領域・准教授)
Human-Computer Interaction分野の研究者。最近はまっているのは溶接と小屋作りです。

博士前期課程2年(5名):

松林大司(R3.4入学・社会人プログラム)(現役救急救命士/消防士)
研究テーマ: 「「消す」「消える」ことが可能な湿度センシングに着目した消火訓練用疑似炎デバイスの研究 」
対外発表など: 令和3年度全国消防技術者会議・登壇発表および令和3年度消防防災科学技術賞優秀賞受賞。また郷右近先生との副テーマ研究に関連して令和4年度全国消防技術者会議・登壇発表および令和4年度消防防災科学技術賞奨励賞受賞。令和5年度MatchingHub学生ビジネスアイディアプランコンテスト(MBIP)最優秀賞および企業賞受賞

甲斐一希(R4.4入学) (出身分野: 物理系)
研究テーマ: 「能動的な受け取り動作から情報の受動的な受け取りを実現する「舞い落ちる木の葉」に着目した情報の受け渡し手法の研究」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2022 ・ デモ発表。

西村晶太郎(R4.4入学) (出身分野: 航空系)
研究テーマ: 「周囲の環境へのアンビエントな同時投影により見えない部分を補完可能な全周囲ディスプレイの研究」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2022 ・ デモ発表。

原田雅文(R4.4入学) (出身分野: 情報系)
研究テーマ: 「皮膚型感圧タッチセンシング技術と一体化可能な高感度毛型触覚センサの研究」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2022 ・ デモ発表、企業賞受賞

橋本侑樹(R4.4入学) (出身分野: 化学系)
研究テーマ: 「シャボン膜の凍結過程に着目した透明度が変化する全周囲エフェメラルスクリーンの研究」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2022デモ発表、WISS2023登壇発表・デモ発表、対話発表賞およびチームラボ章受賞

博士前期課程1年(5名):

村松明幸(R5.4入学)
※TBA


岡田亘生(R5.4入学) (出身分野: 情報系)
研究テーマ: 「可動式天井型ディスプレイの研究(仮称)」


大塚眞柊(R5.4入学) (出身分野: 情報系)
研究テーマ「Flashlightメタファを用いた複数人での裸眼立体視提示コンテンツの共有手法の研究(仮称)」


寺澤真一郎(R5.4入学) (出身分野: 電気電子系)
研究テーマ: 「シャボン膜凍結式プロジェクタスクリーン(仮称)」


大久保慶彦(R5.4入学) (出身分野: 情報系)
研究テーマ: 「タンジブル聴覚ディスプレイの研究(仮称)」


博士後期課程(0名):

  • 佐藤研にはまだ博士後期課程学生はいません!今なら密度の高い研究指導が独り占めできるチャンスです!
  • HCIの研究経験者やプログラミング・電子工作等ものづくりが好きな方(技術系・ものづくり系サークル・ロボコン経験者等も)は修士短期修了からの学位取得も十分狙えますので、是非進学を検討してみてください!

OB/OG: 5名

粟津実夢(R3.4入学、R5.3修了) (出身分野: 電気電子系)
研究テーマ: 「天井可動式ディスプレイを用いた圧迫感提示ディスプレイの研究 」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2021 ・ デモ発表。

錦織さくら(R3.4入学、優秀修了) (出身分野: 情報系)
研究テーマ: 「頭を撫でる動作を検出可能な全周囲頭部型タッチスクリーンについての研究」
対外発表など: 日本ソフトウェア科学会WISS2021 ・ デモ発表。

中村俊勝(R3.4入学、R4.9短期修了・優秀修了生) (出身分野: 機械系)
研究テーマ: 「全周囲プロジェクションマッピングディスプレイの隠れ面の活用に関する研究」
対外発表など: ACM SIGGRAPH 2021・ポスター発表、ACM UIST2021・デモ発表、日本ソフトウェア科学会WISS2021・登壇発表、その他Tokyo Game Show Sense of Wonder Night2019ファイナリストプレゼンターおよびBest Technological Game Award受賞 などなど。

WANG SHANJU(オウ ゼンキョ)(出身分野: 情報系)
研究テーマ: CPR訓練支援のためのセンシング技術とHMDを用いた情報提示技術の研究

ZHANG HAOPENG(チョウ コウホウ)(出身分野: デザイン系)
研究テーマ: 多層レイヤコンテンツの閲覧・編集が可能な新しいペンライト型デバイスの研究