JAIST佐藤俊樹研究室では、Human-Computer Interaction(HCI)分野に軸足を置き、Computer Vision/Graphics等の情報技術をベースに、コンピュータのインタフェース技術およびディスプレイ技術に関連する研究を行っています。
佐藤研究室は、広大なHuman-Computer Interaction分野のなかでも、特に情報・理工学分野寄りの研究室だと言えます。特にこれまで、佐藤は出身分野である情報・理工学分野の様々な技術(特にComputer Vision / Graphics技術等)および「ものづくり力(ソフト・ハードをまたぐ試作開発力)」を武器に、恩師である小池英樹先生ならびに高い技術力を持つ仲間達(小池研究室の先輩・後輩メンバ)と共に、未来の革新的な対話型ディスプレイをゼロから創造し、さらにそれらを試作・評価するまで行う研究を行ってきました。
そして2019年にJAIST佐藤研究室がスタートした後は、これまでの理工系大学時代とは全く異なる、多様なバックグラウンドを持つ研究メンバーを迎え入れる機会にも恵まれました。そこで最近の佐藤研では、従来通りの「技術視点の研究ビジョン」に加え、特に「人間視点での新しい研究ビジョン」を合わせて持ち、大学院大学であるJAISTならではの学生(および教員)の分野の多様性を最大限活かしきる新しい戦い方にもチャレンジしています。