情報処理学会シンポジウムインタラクション2020で2件の発表を行いました(その他、来年度の話など)

昨年から電気通信大学IMLの学部生と共同で進めていた新しい研究プロジェクト2件を、インタラクション2020(3/9~11)でデモ発表してきました。今年はコロナの影響でインタラクションがオンライン開催になってしまったため、ネット中継を通じてデモ発表を行うという大変困難な状況のなかでの発表でしたが、プロジェクトメンバー皆頑張って発表してくれました。お客さんの反応はなかなか良かったと思うので、また機会を探して発表させていただこうと思います。

新しい能動的音楽再生デバイスの研究

ちなみに、今回発表した2件のプロジェクトは、1件目は学部2年生、2件目は学部1年生がリーダーとなり進めているプロジェクトです。佐藤は、このような「学部生」との共同プロジェクトを、電通大IML(インタラクティブメディアラボ)の学生さんと一緒に、5年前くらいから毎年立ち上げてきました。

来年度は、佐藤がJAISTに移ったこともあり、佐藤研と電通大IMLとの様々なコラボレーションを考えています。研究プロジェクトレベルでのコラボレーションもそうですが、教育レベルのコラボもIML/JAIST生双方にとって有用ではないかと考えております。例えば、IMLの4月入学者(学部1年生)を対象としたものづくり教育は、プログラミング等をJAISTに入ってから学ぼうと考えている学生さんにもそのまま適用できる内容です。ものづくり教育修了者を対象としたIMLのプロジェクト開発も、その年のHCI系の学会発表をゴールに定めたものなので、JAISTの1年生にそのまま適用できます。

来年度はここら辺もうまくやりくりして、研究室/JAISTを盛り上げていこうと思っています。

電通大インタラクティブメディアラボ有志(インタラクション発表後の記念撮影)